雨が上がり、今夜は少し湿度も上がり、若干寒さが和らいだ感がする、そんな木曜日の夜。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今夜はいつものブログとは少し様相を変えて、超〜〜〜〜個人的な趣味である、
「欧州サッカー」について書いてみようと思います。
スタジオは全く関係ないですけど・・・(笑)。
欧州サッカー。
欧州=ヨーロッパといえば、強豪国は数々あるのですが、前回のW杯で優勝した
スペインを始め、イングランド(否イギリス)、イタリア、ドイツ、オランダ、ポルトガル。
まだまだありますが挙げていけばキリがないんで、このへんで。
個人的に好きなのはその時に調子の良い選手を集めて戦わせる各国代表戦よりも
各国のリーグ戦です。
一度は聞いたことがあると思いますが、
「セリエA(イタリア)」
「リーガエスパニョーラ(スペイン)」
「プレミアリーグ(イングランド)」
、などが有名です。
特徴はまた各国でそれぞれあり、
「セリエA(イタリア)」⇒守備的
「リーガエスパニョーラ(スペイン)」⇒テクニカル重視
「プレミアリーグ(イングランド)」⇒フィジカル重視
とか言われています。
しかし、最近の各リーグでは、これまた個人的ですが上記の特徴を
あまり感じない気がします。
特にセリエAにおいてはロッソネロ(赤と黒)のACミランが攻撃的でファンタジックな
プレーを展開し貴婦人というアダ名があるビアンコネロ(白と黒)のユベントスが
攻撃的なサッカーでリーグを席巻してますし、リーガにおいては一部のチームを除いて、
ほとんどのチームが二大巨塔(レアル・マドリーとバルセロナ)に対抗すべく
超守備的カウンターのサッカーを展開しています。
ではイングランドはどうでしょうか。
イングランドは、先に述べたように、フィジカル重視です。
それは何故か。それは「ロングボールが多い」事がひとつ言えるかもしれません。
相手の攻撃をカットしたDFは前線にいる味方の長身FW目掛けてボールを
蹴り出す。そんなプレーが多いと、前線において敵味方との屈強な体と体の接触は
避けられません。
何故「ロングボールが多い」のか。
それは、上位チームと下位チームの経済的な落差に起因しているようにも思います。
上位チームは(強いから)お金があり、ある程度の選手を連れてこれるだけの力を
持っています。そして高いレベルのフットボールが展開できます。
※鬼のように美しく早いパスサッカーなど
しかし、下位チームはお金がありません。
なので自前の育成部門で育て上げた選手でチームを構成することが余儀なくされます。
それでは到底世界各国から集められた強豪チームには勝てません。
そこで、ロングボールを多用することで、FWにポストプレーを求めたり、こぼれ球を
2列目の選手が狙ったり、サイドに展開し(相手DFを動かし)チャンスを作り易くする
フットボールを目指すようになります。
またフィジカル志向については、アフリカ系の黒人選手が多く在籍してることも
一因かもしれません。
もともと植民地を多く保持していたイギリスには移民も多く、フランス経由で渡ってくる
黒人たちも多かったのではないでしょうか。
イメージでもつくように黒人選手はなんかムチャクチャ強そうですよね・・・(笑)。
まず「イングランド」とはご存知かと思いますが、「イギリス」ではありません。
言うなれば、「四国」の中の「愛媛県」みたいな感じです。
「イギリス」は正式名称「
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国 」。
「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」「北アイルランド」からなる
国王がトップの立憲君主国家ってやつです。
※幼い頃は「イギリス」という国があると思っていた…(きっとロビンマスクのせいです)
で、その「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」を代表するのが
「イングランド」です。
イングランドには先で述べた「プレミアリーグ」というリーグがあります。
正式にはスポンサー名を冠した「バークレイズ・プレミアリーグ」と呼ばれます。
リーグ構成を見てみると、
・プレミアリーグ(20チーム)⇒実質トップリーグ
・チャンピオンシップ(24チーム)⇒実質2部リーグ
・リーグ1(24チーム)⇒実質3部リーグ
・リーグ2(24チーム)⇒実質4部リーグ
・カンファレンス(たくさん・・・)
・地域ディビジョン(ものすごくたくさん・・・)
とかなり巨大な組織で成り立っているのがわかります。
リーグ1なのに実質は3部リーグとかワケわかんないことになってます(笑)。
Jリーグとは全然違いますね〜。
またイングランド国内リーグにおけるカップ戦を見てみると、
・FAカップ
・カーリングカップ
・FAコミュニティシールド
と3種類あります。
・FAカップとは、上記に挙げた全クラブに参加資格のある一発勝負のノックアウト
マッチ。
・カーリングカップとは、上記のトップからリーグ2までのクラブに参加資格が
与えられたトーナメント式のノックアウトマッチ。なぜか準決勝のみホーム&アウェイ
で戦うという・・・。決勝はテニスでも有名なウェンブリーで開催される。
・FAコミュニティシールドとは、プレミアリーグ優勝チームと、FAカップの優勝チーム
が激突する、新シーズン開幕の1週間前の週末に行われる一発勝負。
とここまで見てきましたが、こんな巨大な組織で膨大な数の試合を選手はこなさないと
いけないなんて過酷の一言に尽きます。強力なトップチームはさらに欧州サッカー連盟
主催のCL(チャンピオンズリーグ)やEL(ヨーロッパリーグ/旧名UEFAカップ)を戦わ
なければならないなんて、ファンにとってみたら嬉しいけど、選手からしたらシンドイ・・・。
そんなスケジュールについてプレミアリーグの強豪チーム「アーセナルFC」の監督
アーセン・ヴェンゲルも苦言を呈していましたっけ。
Arsene Wenger(Arsenal FC)
アーセナルは今シーズン、開幕前に多くの主力を(わかっていながら)放出し、
なんとか移籍期限ギリギリに連れてきた新戦力がそう簡単にチームに馴染めないまま、
ベテラン、若手ともに怪我人続出の緊急事態に陥り、なんとかエースのオランダ代表FW
ファンペルシの力でTOP5あたりをウロウロしているチームです。
日本の将来の宝となる宮市亮の所属するチームでもあります。
※現状はアーセナルからボルトンへ武者修業レンタル中
さぁ〜て、今日はこの辺にして、次回は僕が大好きな、愛して止まない、そして
勝ったと思ったら、連敗とかしちゃう、そんなアーセナルについて書こうと思います。
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トヤマ